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2025/03/23

リフォーム詐欺に 要注意!! 静岡県内は特に警戒してください!!

最近静岡でも悪質なリフォーム詐欺が横行しています

弊社にも多くの問い合わせが有ります

兎にも角にも訪問販売の営業の口車には載ってはいけません

『自分は大丈夫』これが一番危険です 

相手は『詐欺師』です貴方の数倍も上の話術で攻めてきます

 

■詐欺といかないまでも以下には要注意■

『足場代金無料』…必ず他の施工箇所に転嫁されています

『10年保証』…何を保証するのか隅々まで確認しましょう

『次から契約』…最初安く契約し、施工中に『此れはどうしましょう』と言ってどんどん契約され支払い時に驚く

『セミナーに出ませんか』…第三者のセミナーなら良いが、会社の人間のセミナーは販売勧誘目的が殆ど

 

 

【屋根リフォームの悪質な訪問営業に注意!ー代表的な詐欺の手口と対策】

近年、全国的に屋根工事の詐欺被害が増加していることをご存じでしょうか?

皆さんが被害に遭わないよう、私たちリフォーム工事業者がプロの目線から、悪質な業者の見抜き方と工事を依頼する前に確認するべきポイントをご紹介いたしますので、ぜひご参考になさってください!

 はじめに 

悪質な業者は、特に地震や台風など自然災害の後や、強風の日が続く季節の変わり目などに“訪問営業”として訪れることが多く、詐欺トラブルの報道をテレビなどで見かけたこともあるかと思います。

 

「近くで行う工事のご挨拶に伺いました。」「瓦がズレているので今すぐ工事をしないと危ないですよ。」など、誠実さを装って訪問し、お客様の不安に付け込み、不必要な工事や相場よりも桁外れな工事代金を請求する行為を決して許すことはできません。

 屋根修理詐欺の現状と深刻な被害 

「国民生活センター」が出している情報によると、屋根工事の詐欺被害に関する相談は2018年の923件から2022年で2,885件と約3倍に上昇している事がわかりました。

また、相談に来る方の8割以上が60歳以上ということもあり、高齢者の方々は特に注意が必要です。

 

 巧妙化する屋根修理詐欺の手口 

無料点検や火災保険で安く修理ができると誘導した営業

普段は見かけない業者が「無料で屋根の点検をします。」と訪問し、屋根に問題がないにもかかわらず修理を勧めてきます。

また、「火災保険が適用されるので修繕費を安く抑えることが可能です。」と言って高額な申請代行手数料を請求してくることも報告されています。

不安を煽る営業

「台風で屋根が破損している」「このまま放置すると雨漏りに繋がる」など、不安を煽るような営業トークで必要のない修理を契約させようとします。専門用語を並べ立てたり、緊急性を強調したりして、契約を急かしてくるのも手法の一つでしょう。

見積もり書の不備

悪徳業者の見積書には、具体的な工事内容や費用が記載されていない、項目が曖昧である、法外な金額が設定されているなどの不備が見られます。契約前に見積書の内容をしっかり確認することは非常に重要です。

悪質な追加請求

工事完了後に、見積書や契約内容に含まれていない追加料金を請求するケースがあります。悪徳業者は、契約書の内容を曖昧にしていたり、強引な態度で追加の支払いを要求してくるので、納得できないままに泣き寝入りをせざるを得なかった方もいらっしゃいます。

 

 訪問営業に対して絶対にやってはいけないこと 

悪質な業者による訪問営業や詐欺被害は年々巧妙化し、被害に遭う方も増え続けています。自分は大丈夫だと思っていても、相手は“詐欺のプロ”です。いざそのような場面に直面すると、冷静な判断が出来ないため、次のことに注意し被害を防ぎましょう。

その場で即決しない・一人で契約しない

訪問営業は屋根に登らせない

「無料」や「キャンペーン」に惑わされない

 

「キャンペーン中でして、今日契約して頂ければ安く施工できます!」といった契約を急かす言葉は詐欺の決まり文句です。訪問営業のトークに流されず、一度冷静になって家族や近所の方に相談したり、会社の実態を調べてみましょう。

 

 

 

 屋根修理を依頼する前に必ず確認すべきこと 

書類をしっかり確認する

見積書や契約書(注文書など)はトラブルに遭った際の参考書類としても有効な為、内容をしっかり確認しましょう。

 

見積書の内容

・工事の内容が明確で、且つ不要な工事が含まれていないか

・工事に使用する製品、部品名が具体的に記載されているか

契約書の内容

・契約内容と見積内容が一致しているか

・工事期間と完了期限が明確に記載されているか

不明点は必ず質問する

工事を依頼するのはお客様自身です。業者任せにせず、見積り内容、契約内容を理解し、後悔のない選択をするために質問は必ず行いましょう。

 

こんな時は具体的な質問をする

・工事項目や使う材料に専門用語や聞き慣れない物があった場合

・営業マンが訪問した場合、自社施工なのか他社施工なのか

・防犯面から、敷地内に出入りする業者の数(例:足場業者/屋根業者/防水業者/塗装業者など)を事前に把握しておくと良いでしょう。

 

納得いくまで説明を受ける

・質問に対して明確な回答が得られない場合は、納得いくまで説明を求める

・業者側の説明に矛盾や不自然な点があれば、追及する

・必要であれば、書面での説明を求める

 

長年地域で営業しているリフォーム業者や屋根工事業者などの専門業者、信頼できる業者、過去に屋根リフォーム工事を行った近所の方など、周辺地域に助けを求めましょう。

詐欺から自分を守るだけでなく、地域の注意喚起にも繋がります。

ホームページの確認

インターネットで業者を探す場合、信用できる業者かどうかの判断はホームページの有無も判断材料になります。

詐欺業者はホームページを持っていないこともありますが、以下の様な情報が開示されていない業者には注意が必要です。

 

・会社案内や所在地、代表者が記載されているか

・事業内容が具体的か

・施工実績が写真で紹介されているか

・連絡先が明確に記載されているか

・デザインや文章に不自然な点はないか

クーリング・オフ制度を知っておく

クーリング・オフとは、訪問販売・電話勧誘で商品やサービスを契約した後でも、一定期間内であれば無条件に契約を撤回したり、契約を解除できる制度です。

 

しかし、クーリング・オフを適用するには取引と期間に注意が必要になります。

 

・訪問販売及び電話勧誘の場合は、8日以内であること

・現金取引の場合、総額で3,000円以上であること

 

他にも条件はありますが、条件を満たしていてもクーリング・オフを適用できない場合もありますので、詳しくは市や町の消費生活センターまで問い合わせてみることをオススメします。

 

 被害に遭ってしまった場合の対処法 

 

証拠の収集

契約書、見積書、領収書、パンフレット、業者とのやり取りを記録したメールや録音データなど、被害を証明できる証拠をできる限り収集しましょう。

警察への相談

詐欺被害に遭った場合は、迷わず最寄りの警察署に相談しましょう。被害届を提出することで、警察による捜査が始まります。

消費者センターへの相談

消費者センターは、消費者被害に関する相談窓口です。悪徳業者との交渉や、クーリングオフの手続きなどについてアドバイスを受けることができます。

 まとめ 

如何だったでしょうか。

屋根工事の詐欺被害は高齢者を対象に、年間数億円の被害を出しています。

 

悪徳業者は、突然やって来て「建物に破損しているところがある」などど不安を煽り、高額な契約を結ばせたり、不必要な工事を強引に進めたりします。特に、県外ナンバーや地域外の見慣れない業者が修理の訪問営業をしてきたときは、悪徳業者の可能性があるため注意が必要です。

このような被害を防ぐためには、事前に知識を身につけ、適切な対策を取る事が重要です。

 

信頼できる業者かどうかの判断はとても難しいですが、町内や市内の業者であれば地域の商工会や組合に加盟していることが多いので、それどれの団体に問い合わせてみるのも良いでしょう。